別れは、たぶん、突然に。

ありきたりだけども、今回の事件は密室だ。
いわゆる不可能犯罪ってやつだ。

しかし、結果があるということは原因があるはずだ。
もっとも、原因がわかったところで結果は変化しない。

だけど、本日の事件を紹介しよう。
誰かが同じ事件を繰り返すことがないように。

では、事件についてお話しよう。

・・・
ある朝、
ある人が目覚めると
彼の携帯電話がコーヒー入りのコップに沈められていたんだ。

○月×日　朝　机の上

部屋には、彼一人きり
窓も閉められてあって完全に密室であった。
もちろん彼が自分で携帯電話を沈めたわけではない。

さて、ここから問題だ。
「なにが携帯電話を沈めたのだろうか」

ヒントは、次の図だ。

○月△日　夜　机の上

残念ながら、この問題に答えはない。

結局のところ、わかっているのは結果だけで、
原因は過去と仮説に基づいて、想像するだけだ。
もしかしたら、
旅先とった写真を気に入らない組織が忍び込んだのかもしれない。
寝相が悪くて、気がつかないうちに彼がいれたのかもしれない。
そもそも、彼の狂言なのかもしれない。


だけど、これだけは言わせてほしい。

携帯電話を、
高く積み上げた本の上において、
隣に水分の入ったコップをおき、
携帯をバイブレーションモードにしておいて、
朝にアラームをかけと悲しい結果がまってるかもよ！！

・・・｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡


今日のBGM　ぷんちきぷんちき